Graphic Design

[Package Design]

使用スキル

Illustrator, Photoshop

2023.10 ~ 2023.11

Personal Work

制作背景

訪日観光客の増加に伴い、観光都市・東京が持つ伝統と革新の魅力を世界に発信していく必要性が生まれた。商品コンセプトとしては、海外のお客様に日本、東京を知っていただくため『日本』『東京』『和』『モダン』『これからの東京』などを念頭においたデザインを行った。

ビジュアルデザイン

「日本」「東京」「和」「モダン」「これからの東京」を念頭においた。2種類の革触感に近い紙（プレアテックス、レザック）を使用し、手に取ったときの体験に深みを出した。

また３種類のフレーバー箱のカラーを、それぞれフレーバーを連想させるカラーに配色した。赤がストローベリー、生成色がミルク、深緑が抹茶。結界的に、一目でどの箱がどの味かがわかるようにデザインした。

デザインの設定背景：

日本で販売されいてる平均価格1000 円を超える高級チョコレートを見てみると、シンプルなパッケージデザインはやや少ない。今回のデザインは、シンプルかつ革新的なデザインになるよう意識し、シェアの獲得を図った。

またアメリカの家具ブランド・CD2 によると、「洗練された快適さ」がトレンドになってきており、視覚以外の感覚にも訴求した上質なデザインが人気になりつつある。卓上でインテリアとしての役割も狙った本商品には、洗練されたデザインや紙の材質を通じて、顧客に上質な体験をしてもらいたいという想いを込めた。

ロゴデザイン

丸、丸、三角という並びは、丸の連続が日本文化の根幹を成す伝統の継承を表し、3つ目の三角が伝統からの変革に挑戦しようとしている現代TOKYOの姿を表しいる。また幾何学図形であることから、洗練されたものに趣を覚える「侘び寂び」の精神を反映している。

図形の形状は、モードファッションからアングラカルチャーまでを網羅する日本、東京の多様な文化的特性を線の重なりで表現し、その魅力を波紋のように世界に発信していく想いが込められている。波紋を構成する4 重は、江戸、明治、現在、未来の4 時代で受け継がれるTOKYOの精神を表した。

ブランド名には、洗練された印象と近未来的な印象を両立するFuturaをベースにしたロゴを組合わせた。

成果物

・3種のフレーバーのチョコレートパッケージ

・ブランドショッパー

・カスタマージャーニーマップ

高級チョコレート